私には兄がいますが、母親・兄・私は仲が良かったです。父親は内気でおとなしい性格で、大手製造メーカーに勤務する会社員でした。
私が小学校低学年の時、父は3年間ほど関東に単身赴任していました。
単身赴任していた時期に、飲酒の習慣がついたようです(それまではほとんど下戸だった)。
父は馴染みのない環境で、寂しく辛い思いをしたのかもしれません。
単身赴任が終わり大阪に戻ってきてからも、飲酒量は増えていきました。
泥酔する日が増え、翌日に会社を休むようになり、まともに会社に行けない日が多くなっていきました。
いつ、何がきっかけだったのかは覚えていませんが、父親が母親に暴力を振るうようになりました。
それ以降、私は母親の味方として一緒に父親のDVの対策を練るようになりました。
飲酒量がひどく、暴れた時は警察を呼んだり、何回か精神科に入院させました。
精神科の医者には断酒会を紹介されました。(本人に断酒の意思がないので入れませんでしたが)当時は今ほどアルコール依存症やDVについての認識がありませんでした。
警察を呼んでも、到着した際にはもう父が眠り込んでいて、「現場を見ていないので何もできない」とそそくさと帰ってしまったり…。
警察も頼りにならないと感じていました。
親戚、近所の人、知人・友人などにも
相談したりもしましたが、
真実を知ろうと歩み寄ってくれた人は
ほとんどいませんでした。
最終的に、父自身が体調を崩し(前頭葉が萎縮)入院の後、死亡しました。
父親の飲酒問題との格闘は、深刻に取り組んだ期間は7~8年です。

その気持ちはわかりますが、それでは前に進めません。