人付き合いが下手で嫌われてしまう人の3つの特徴とその改善策を解説

あなたは「人付き合いが下手だなぁ」と感じて、落ち込んだりしたことはありませんか？
人は社会的に完全に閉ざされた世界では生きてはいけない生き物です。
「人付き合いが苦手」「人付き合いが苦痛」だと思っていたら、しんどいことも多いですよね。

人付き合いで嫌われてしまう人の特徴

「私は嫌われているんじゃないかな・・」と感じるとき、それはどんなことでそう思うのでしょう？
実際、本当に嫌われているのでしょうか？

その理由（あなたがそう考える理由または事実）について、考えてみましょう。

特徴1.人付き合いをしてこなかった

人付き合いって、子供の頃からの影響も大きく関係しています。

その他、過去に何回か失敗して、その結果、人付き合いが怖くなった、、そんな方もいらっしゃるかもしれません。

過去に苦い経験があって、「また同じ思いをしたくない」と思っている。
人付き合いを避けてきたので、ますます人付き合いが苦手になってしまう。

人付き合いが苦手だから、避ける。
避けるから、経験が積み重ねることができない。
そして、余計に億劫になってしまう。

その挙げ句、こう考えるようになってしまいます。
「人付き合いで苦労するよりも、一人でいる方が楽だ」って。

そうやって作ってしまった「心の壁」を、どうやって取り除いたらいいのかわからない！（心の叫び）

悪循環ですよね。　
そんな場所から抜け出してもらいたいです！

特徴2.過去の経験も関係があった

人付き合いに対する苦手意識は、あなたの過去の経験と関係があるかもしれません。
たとえば、このような経験がありませんか？

• 学校でいじめられた。
• 親が厳しかった。
• 親（または自分）が病弱だった。
• 毒親家庭で育った。

育った家庭環境は、あなたの今の人生に大きな影響を及ぼすものです。
あなたの潜在意識と関係があるのです。
あなたの中で、「もうこんな目にあいたくない」「過去のあの経験と似ている」そんな思いが無意識に出てきてしまう。
それが、「恐怖」という感覚として上がってきて、行動できない、固まってしまう（うまく人付き合いできない）という結果につながってしまいます。

特徴3.そもそも、「人から嫌われる」こと自体が思い込みかも？

このトピックそのものが「人付き合いで嫌われてしまう」という前提で書かれています。

でも、それは本当に嫌われるのでしょうか？
相手に実際に確認したわけではないですよね。。。

そんなあなたに、まずお聞きしたいです。

たとえばあなたが「1回会っただけですぐに（好きか嫌いか？）決めてしまう」
そう答えたなら、あなたが「嫌われる」ことを心配するのは納得できるかもしれません。

でも、実際に「人から嫌われたくない」と心配する人ほど、他人を「この人、好き（または嫌い）」と決めたりしないのでは？と思います。

いかがでしょうか？

だから、そんなこと本当は心配しなくていいんですよ。
まずはそれだけ、ここでお伝えしておきたいです。

「人付き合いに対する苦手意識」が悪循環を招くかも？

無意識に出てきている自分の「恐怖心」に、なかなか気づける人はいません。

でも、そこを無意識のままにして、ただ「人付き合いが上手になりたい」と思っても、実際にはどうしていいか
わかりませんよね。

あなたが無意識に感じている「恐怖」は、心の壁となります。
それがあなたの振る舞いや行動、発言にあらわれてしまいます。

そんなあなたの「心の壁」は、あなたの振る舞いによって相手に気づかれます。

他人の「心の壁」を感じたとき、どう思うか？の実例

人と話して、後でこんなふうに感じたことはありませんか？

• 「ああ、この人は、まだ私に打ち解けてくれてないなー」
• 「あの人って、表面上は仲良くできるけど、なんか心を許してくれてない気がする」

曖昧な感覚ながらも、こんな印象が残る相手は「心に壁」がある人だったと言えます。

その相手の方が
「あなたから嫌われないか気にしている」
「昔みたいにいじめられたら嫌だなぁ」
・・・などと、無意識に恐怖を感じている可能性がある、ということです。

今、人付き合いに悩むあなた自身が、相手にそう感じさせてしまっているのかもしれません。

まず、友人関係から「人付き合い」について考えてみましょう。

あなたには、何も気にせず何でも話せる友人がいますか？
たとえば、「相手に嫌われるかも」と心配ばかりして悩みや秘密を話せない・・・
そんな状態でしょうか？

まずは、「何でも友達に話してみる」ことから始めてみるのも良いのではないでしょうか？

あなたにとって「友達とは」、どんな関係でしょうか

ここで、まずは「友達って何だろう？」を考えてみましょう。
「友達」ってどんな関係性ですか？どのようなコミュニケーションを取っていますか？

・何でも話ができる人
・定期的に会う機会をもっている（会社の同僚、同じサークルなど）
・本音を話せる相手
・うわべだけの対等な関係、、

友達・友人と言っても、人によってさまざまな関係があると思います。
たとえば、上司や部下の関係でも「気が合えば、友達といえると思う」
そんなふうに考える人もいらっしゃるかもしれませんね。

友達と接する時でも疲れたり気を使ったりしますか？

仲のいい友達であっても、気を遣って、会った後で疲れを感じてしまう。
そういう方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、友人とのやり取りをして、自分の発言などを意識してみるのはいかがでしょうか？
今、以下のような状態になっていませんか？

・相手の考えが気になって、自分の意見は後で言うようにしている。
・自分の本音を言うかどうか？状況によって変えたりしてしまう。
・「相手に嫌われたくない」と強く感じてしまう。

そのような方に、まずはやってみていただきたいことがあります。

自分を信じ、自分にフォーカスしよう

「嫌われたくない」ということ自体は、自分ではコントロールできないですよね。
どう振る舞ったら相手から嫌われるか？
本当のところ、あなたにはわからないことなのです。

その「わからないこと」に対して、推測して必死でガードしようとしてしまう。
これは相当、疲れることですよね。

相手の感情よりも自分自身の感情を意識してみよう

まずは、コントロール可能な「あなた自身の心」を大切にしましょう。

あなた自身に問いかけてみてください。

• あなたは、あなたが好きですか？（例えば、○％好きですか？）
• あなたは、どんな人ですか？

その答えを考えてみましょう。

いかがでしょうか？
「私は私のこと100％好きです！」
そう思えましたか？

なかなか難しいものですよね。
自分のことをよく知っているだけに、難しいものです。

実は、その「私は私は好き！」の度合いが、相手とのコミュニケーションに関係してくるんです。

私達は人と通して幸せを感じます。
人といるから、楽しく過ごせるのです。

まず、「あなたがあなたを好きな度合い」が今わかりましたよね。

次に、練習していきましょう。

あなたは、あなた自身を好きでいましょう

誰にでも、つらい過去やうまくいかなかったことはあるものです。

育った環境で、つらい経験をしたこともありますね。

「○○をやっちゃダメでしょ！」
「もっとがんばりなさいよ！ダメな大人になっちゃうよ！」

無意識に、あなたの頭の中で親や教師のこんな言葉が響いていませんか？

もしかすると、過去にいじめてきた相手の言葉や、誰かからポロッとでた言葉なども・・。

私達は過去に傷ついた経験や言葉を、ケロリと忘れることができないものですね。

その経験や言葉が「人付き合いが怖い」という恐怖と、勝手に頭の中で繋がってしまうんです。

でも、本当は、その経験と「私は嫌われるかも？」という恐怖は別のものです。
ただ、「恐怖」「つらい」などという名前のついた同じ記憶の引き出しに入っているだけです。

まずは、そのことを知ってください。

人付き合いが上手になる方法

人付き合いが上手な人は、あなたの周りにいますか？
その人はどんな人でしょうか。

出鼻をくじくようで申し訳ないですが、急に人付き合いが上手になるのは難しいかもしれません。
今までずっと悩んできたのなら、なおさら急にうまくいくのは難しいかもしれません。

でも少しずつ練習すれば、あなたの長年の悩みが解決しますよ。
ぜひやってみてくださいね。

最初は失敗するかもしれません。
でも、練習していけばいいのです。

人付き合いが上手になるための練習方法

まず第一に、「そういう思い（恐怖や不安）が出たこと」に気づきましょう。

これが第一歩です。

そして、「その恐怖や不安は、何だろう？」と自分に問いかけてみましょう。

→もし嫌われたら、その人にいじめられるの？

→もし嫌われたら、悪口・陰口を言われるの？

具体的に何が怖いのか？
自分に質問し、答えていく。

答えが曖昧なうちは質問を重ねていきます。

「だっていじめられたらいやだもん！」と答えがあった場合、このように聞きましょう。

すると、自分の中の「いやだもん！」っていう返事が変化してきます。。

とにかく、しっかりと質問し、答える。

昔の経験を思い出し、語りだすかもしれません。
思いを出していきましょう（もう一人の自分が聞いてあげる感じ）。

「うんうん」って聞いてあげましょう。
そして、もう一度、聞きます。

それから、またその答えを聞いてあげる。

それを繰り返す感じです。

曖昧で適当な思い込みの答えの場合、「そう思う？」ってやさしく聞いてあげるといいですよ。

私達の潜在意識は、語彙力少なめの子供の自分です。
だから、質問を重ねることで真実の答えに近づくんです！

トライアンドエラーを楽しめる人になろう！

私達が赤ちゃんの時、立つことができるようになり、歩けるようになった時も同じだったんです。

赤ちゃんが立とうとする・・でも、立てない。
壁に沿って、つかまってみる。
何度も、やってみる。

そんな感じで、トライアンドエラーをしますよね。
親や大人は、ただ、「がんばれ！」と応援するしかないです。

赤ちゃんって、誰に教えられたわけでもないのに、時がくれば自分でそれをやるんです！

私達は、今でも同じ。
本能で知っています。
潜在意識で知っているんです。
何度もやればできるってことを。

ただ、練習が必要なだけです。
少し勇気は必要ですけどね。

でも、それも赤ちゃんと同じですよね。
赤ちゃんの時も、転ぶのは怖かったはず。

人付き合いがうまくいかなかった時、どのような感情が出たか？

結局、失敗してみないとわからないんです。
「怖くて試す勇気がない」という方は、カウンセリングで事前に心の準備をしてから挑むこともできますよ。

ただ、最終的にはトライ・アンド・エラーです。
やってみて、うまくいかなかったら、後で反省する。
どう対処するべきだったのかな？、、と学んでいく。

・自分の過去のどの経験とイメージが重なったんだろう？
・嫌われるかも？という思いが出たのはどのタイミングかな？

そのように細かく自分を探るようにしていくといいですよ！

だって、「自分が他人からどう思われるか」っていうのは自分の側ではコントロールできないこと。
どうしようもないことなんです。

「人から嫌われたくない」と思って忖度ばかりしている人よりも、のびのびと自己表現している人を見ている方が楽しい気持ちになるのはなぜでしょう？

その理由はいろいろあって、それについてはまた別の機会に説明させてくださいね。

まずはあなたに人間関係で楽しく過ごせるようになってほしいです。

まとめ

いかがでしたか？
最終的には「実際にやってみよう！」
それしかないですよー、という結論でしたね。

このページをご覧になったあなたは、「人付き合いが上手になりたい」と思っている人ですよね。

そう願って最後まで読んでくださったあなたは、必ず人付き合いが上手になります！

対人関係でストレスを抱えるのではなく、対人関係によって、あなたの素敵なところをもっと周囲に知ってもらいましょう！

あなたの人生がもっと明るく輝きますように。