ACは助かる？実際にアダルトチルドレンが回復した人の実体験を紹介

AC（アダルトチルドレン）でお悩みの方は、「うまくいかない」「しんどいなぁ・・」そんなことが多いのではないでしょうか。

そんなあなたは、AC（アダルトチルドレン）で、実際に回復したという方の体験談を知りたいですよね。

この投稿では、ACから回復した方の具体的な体験談をご紹介します。

AC（アダルトチルドレン）とは？

AC（アダルトチルドレン）は、幼少期や青年期に心理的・感情的な問題に直面し、それが成人後も影響を与える人々を指します。

• 家庭内の虐待
• 家庭環境の不安定さ
• 親の依存症

それらが原因で、大人になっても適切な感情調整や人間関係の構築に苦しむことがあります。

＼アダルトチルドレンについてはこちらの記事も参考に／

AC（アダルトチルドレン）から回復した人の体験談

実際にアダルトチルドレンから回復した方の体験談をご紹介します（40代　SA様）。

回復前の状況は？

自分の感情のコントロールができなかった。
発作のように感情が爆発する（怒りをぶつける）。
そのことで、対人関係にも影響があり、うまくいかないと感じることが多い状況でした。

「感情がコントロールできず、相手に怒りをぶつけてしまう」
状況（流れ）は、以下のような流れです。

理性では、「感情を爆発させてはいけない」ということがわかってはいます。

だから、ひたすら我慢する。
自分の中の「怒り」の感情を抑え込もうと努めます。
でも、それは、あくまでも「押さえつけ」にすぎません。
だから、ある瞬間、「もう無理！」っていう心の状態になってしまうと・・もう抑制が効かなくなります。

対人関係の面で、この状態が多いとしんどいですよね。

しかも、この状況は、仕事、友人関係、パートナーシップ、他にも、買い物に行ったとき、道を歩いているときなど、いついかなるときでも起こりうるのです。

爆弾を抱えているみたいな状況でした。

回復までの期間はどれくらいでしたか？

「この状態をなんとかしたい！」そう思い立って、カウンセリングを受けました。

カウンセリングで、日常的なこと、生い立ちなどを聞いてもらいながら、「感情が乱れる」ことについて深めていきました。

あらゆる方向から深めていき、自覚できていったり、他につながりのある出来事に気がついたり・・。

カウンセリングで学んだ内容を、実生活で実践していきました。

感情が乱れる出来事が起こったとき、教わったやり方を「実践する」。
カウンセリングでは、変わっていくための方法を学びました。

それを実際にやってみて、どう感じたか？
実体験を繰り返して、成功したり、失敗したり、、。
何度も繰り返していきました。

うまくできなかったことも、あります。
その内容も、カウンセリングではそのまま報告しました。
カウンセラーと一緒に、細かく振り返り、洞察を深めていきました。

そして、繰り返していくうちに、「状況のやり方」が把握できてきました。

カウンセリングを受けながら、「気づく、実践する」を繰り返す。

「回復に向かってきているなぁ」
「精神的に強くなってきたかも！」
そう実感できたのは、3ヶ月を過ぎた頃でした。

もちろん、これだけですべてが解決！というわけではないです。
予期せぬ出来事、違うパターン。
これからの長い人生の中でまた同じ失敗をしてしまう、、そんなことだってきっとあるでしょう。

でも、大丈夫。
「やり方」を身につけていったら、自分でも対処ができるようになっていきますよ。

「生きづらさ」って、長い年月をかけて、家庭やその他の身近な環境の中で習得してしまったことですね。
それを、短い時間で、「これで治ったわ！」って言える瞬間は、簡単に手に入らないと思うほうが普通だと思いませんか？

これからもずっと使える、対処方法を手に入れたら大丈夫ですよ。

＼カウンセラー（五十嵐）自身のAC回復の経験はコチラ／

回復のために何をしたか

感情が爆発しそうになる時、イライラし始める時。

そういう時に、思いや感情やイメージが、どこ（何）と繋がっているか？
イメージしながら探していきます。

これは、カウンセリング中の場合はカウンセラーと一緒にやりますが、繰り返すうちに自分の頭の中で、できるようになってきます。

「その感情は、どこと繋がっているのでしょう？」
「そのイメージは、いつごろの自分自身ですか？」

どんな答えでも、アリです。
正解は、ありません。
ただ、ひたすら浮かんだものを言葉にしていきます。

たとえば、以下のような感じです。

私が◯歳の頃のときだったなぁ。
◯◯と一緒のときだなぁ。
場所は、◯◯だったなぁ。
その時、いつもこんなことを言われていたなぁ。

頭の中に、どんなことが出てきても、それを否定せずに認識していきます。

その中で、出てきた思い。
なんでも話していきます。
（自然と話せるような感じ）

そして、自分がその話した状況を、改めて味わってみる。
カウンセリングは、そんなやり取りの繰り返しです。

回復したらどのように変化したか

毎日、「気づきの作業」に取り組んでいき、この「心の中の作業」が習慣化していきました。
実践したことは、定期的なカウンセリングで報告もしていきます。
カウンセリングでは、その出来事について、もっと深く掘り下げて、深くヒーリングされていきました。

定期的に繰り返してカウンセラーと話すことで、だんだんと「気づきの作業」が当たり前のことになっていきました。

それでも、うっかり「気づくこと」を忘れてしまって、感情がストレートに出てしまうこともありました。
でも、いいんです。

落ち込んで、自分を責める必要はありません。

もし、昔みたいに感情が爆発してしまったら、「実際に何が起こったか？」改めて体験することができますから。

カウンセリングを重ねるうちに、失敗を後悔して落ち込む、、そういう習慣も、捨てられるようになっていきます。

だから何度でもやってみることができました。
以前の自分よりも、もっと明確に「なにが起こるのか？」理解できて、それも結果として良かった、っていうことになりました！

できなかった自分を責める必要はありません。
落ち込む必要もないんです。

ただ「経験を重ねていく」、それが大切です。
そのように実践していくことで「自分を否定する」「落ち込む」という状況が減りました。

目の前に起こる出来事、人間関係にも、明るく取り込むことができるようになっていきました。

「何があっても、大丈夫」
「失敗したら、またやり直せばいい」

最終的に、明るく毎日を過ごすことができるようになりました！

現在、どのような生活（仕事）をしているか

カウンセリングを受けるまでは「自分が何者（なにもの）なのか？」わからずに生きてきました。

でも、カウンセリングでお話しているうちに、自分自身を深めていくことができました。

私は本当はどうしたかったのだろう？
私は本当は◯◯が嫌だったのかなぁ？
私は◯◯しているときが幸せなんだなぁ～。

今まで、「自分のことがわからない」と思っていました。
食べるもの、好きなもの、誰かに聞かれて答えても、「本当に自分の意見なのか？」自信がありませんでした。

今までは、「相手の望むことを答えてしまう」という習慣がありました。
そんなことを繰り返しているうちに、自分自身がわからなくなってしまっていたんです。

カウンセリングを重ねて、自分のことがわかるようになってきました。

今は、自分の幸せのために、何がいいのかな？
私は何が楽しいのかな？
今、幸せでいるためには、どうしたらいいのかな？

そんなことを考えながら、いろんなお仕事を経験しようと、転職活動をしている最中です。
転職活動も、今は楽しんでいます。

AC（アダルトチルドレン）を回復させる3つの方法

カウンセリングや認知行動療法を受ける

アダルトチルドレンの過去のトラウマが、今の自分の感情や行動と連携している。
それを自分だけで気づき、改善することは大変難しいことだと思います。
俯瞰すること、そして気づくことは一人では難しいのです。

第三者に寄り添ってもらいながら、過去の出来事や、その出来事に対する考え方、行動に焦点を当てながら眺めてみましょう。

回復への方向性が見えてくるかもしれません。

同じ悩みを抱えている人と交流する

同じ悩みを抱えている人との交流も大切な経験となります。

お互いがお互いの理解者となれるので、孤独感を減らすことができます。
お互いの体験を共有して、安心して回復のために取り組みましょう。

アプローチ法を実践する

アプローチ法とは、特定の目標や課題に取り組むための方法や手法のことをいいます。

どんな方法でもOKです。
言葉によるもの。
視覚的なイメージを使うもの。
呼吸法や、オーラなどを活用してトラウマにアプローチするなどの方法もあります。

自分に合ったやり方を使って、目的や課題に前向きに取り組んでいきましょう。

AC（アダルトチルドレン）の回復までにかかる時間

回復までにかかる時間は、人それぞれ、違いが大きいです。

カウンセリングの中で、大きな気付きを得た方は、精神的に大きな変化が起こります。
そのあとは、カウンセリングでやる内容にも、実生活での新しい挑戦にも、前向きに取り組みたくなることもあります。

本来の自分を取り戻す、その感覚（コツ）を見つけることができれば、楽しく取り組むことができていきますよ。

そのポイントだけを期待してほしいわけではないですが、回数を重ねていけば、誰でも体験できるポイントだと思います。

生まれてきて、ずっと体験してきた家族の中で常識だと思っていたことが覆されることかもしれません。
長い年数、思い込んできたことの集大成です。

だから、、
「時間がかかるかどうか？」それだけにこだわらず、カウンセリングを受ける過程すら楽しみながら続けていっていただきたいです。

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まとめ｜AC（アダルトチルドレン）が回復した人は存在する！

いかがでしたか？

実際に、「回復した！良かった！」という人は、実際にいらっしゃいますよ。

ある日、突然に変化するわけではないです。

回復したいなぁ。
しんどいなぁ。
そう思いながらも、振り返りを重ねていって、気づきを重ねていく中で、だんだんと感覚が変わっていきますよ。

リフレッシュ・ジョイでは、カウンセリングでやっていただくワークそのものを。楽しんでいただけるように工夫しています。